赤松炭の特徴

JAPANESE RED PINE CHARCOAL

創業約100年の「炭」の老舗である当社が
樹種や焼き方などをこだわった「赤松炭」です。
高レベルの「調湿・消臭効果」

赤松炭は、他の樹種の炭と比べ、高レベルの調湿・消臭効果。特許製法にて製炭した高性能木質炭素です。原料は厳選した中国地方産の赤松生木のみ使用。有害物質などが心配される廃材は一切使用していません。山林保護のための間伐材を有効利用。有害な不純物を一切含まない環境にもヒトにもやさしい製品です。

特許技術の「高性能炭化製法​」

中国山地の赤松チップを炭焼き工場(中国地方)で特許を取得した製法に基づき約10日間かけて炭化します。シックハウス症候群の主な原因となる揮発性有機化合物(VOC類)のホルムアルデヒドや塩基性ガス類のアンモニア等のどちらにも吸着しやすいように工夫した炭化製法でつくっています。また、活性化処理をして、湿気の吸収・放出能力(調湿能力)と消臭能力を高めています。

調湿に最適な赤松を選んでいます
炭としての能力が高い「赤松炭」

炭は、木材の細胞組織のうち、細胞間の壁である「細胞壁」のみが炭化されて残ったものです。そして、そこには「細孔」と呼ばれる無数の穴があいており、それが、炭の能力・キャパの1つの目安になっています。

一般的に広く普及している備⾧炭は、非常に硬質である一方、穴の大きさや分布にばらつきがあり、吸湿後すぐに飽和しやすく、放湿しにくい傾向があります。
また、竹炭も多孔質ではありますが、穴の大きさが不均一であり、同様に吸湿後に飽和しやすい特性があります。さらに、竹炭は高温での製造が難しいため、低温・中温焼成の製品が一般的です。低温・中温焼成では、有害物質の吸着に必要な性能が十分 ではありません。
一方、針葉樹の炭は比較的穴の大きさが均一で、吸湿・放湿のバランスに優れています。当社では、その中でも特に構造がきめ細かく、安定した吸放湿性能を持つ良質な赤松の炭を厳選して使用しています。

赤松チップ炭の優れた吸湿・放湿性能

様々な樹種の木炭にて吸湿・放湿の繰り返し試験を行い、以下の 結果が実証できました。

赤松炭は調湿に最適な樹種といえます。安定した吸着・放出をし続けて完全飽和状態になることなく、一度の施工で長期的に効果が持続します。

幅広い化学物質吸着・消臭能力があります

有害物質については、他の炭と比べ、アンモニアやホルムアルデヒドの両方を大きく減少させる効果があります。

空気中の湿気を自己調節する機能があります

湿度が60%以上の高い時には、空気中の水蒸気が細孔の中に入り、内部の壁に凝結し水滴となって吸着されます。また、湿度が60%以下の低い時には、細孔内にあるその水滴が蒸発し始め、外に放出されます。

つまり、湿度が高い時には湿気を吸収し、湿度が低く乾燥した時には湿気を放出します。

特殊製法による炭化のため、他の炭に比べ吸放湿性能が優れ、完全飽和状態になることがなく、吸放湿を繰り返します。

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